こんにちは、ボビーです。
今回の記事では転職をするための判断基準について紹介します。
あなたは現在このように思ってないでしょうか?
「転職しようかな」
「今の仕事にやりがいを感じられない」
最近では、様々な転職サイトも多く転職することは当たり前の時代になっています。
また、仕事は人生において大部分を占め、
転職することでその後の人生が大きく変わることもあります。
つまり転職は人生における大きな決断だと言えます。
ただ、この決断において失敗はしたくないと思う方もいるでしょう。
そこで、今回の記事では
「転職をするべき判断基準」を明確にします。
この記事を読むことで
当たり前のことですが転職とは仕事を変えることです。
あなたは仕事の本質について考えたことはありますか?
転職を行う上で非常に重要なことなのでまずはここを整理しましょう。
本来の仕事の姿とは?
仕事の本質とは「社会に価値を提供すること」です。
「人の生活を豊かにする」
「人を笑顔にする」
つまりは人の役に立つことが仕事にあたります。
仕事の本来の姿は人に感謝され、やりがいを感じられるものなのです。
仕事の本質については以下の記事で詳しく紹介しているのでご覧ください。
ではなぜ、
「仕事がつらい」「やりがいが感じられない」「仕事が退屈だ」
など感じてしまうのでしょうか?
私たちは転職を考えるのでしょうか?
それは自分の特性に適していない仕事をしているからです。
自分の特性にマッチしていないので、現在の仕事に対してマイナスな印象を感じてしまうのです。
転職して、自分のやりたい仕事に従事するためにも自分の特性を明確にする必要があります。
次章で詳しく解説していきます。
やりたい仕事を構成する3つの要素
やりたい仕事を構成する要素は以下の図のように構成されます。
「自分の好きなこと」・・・興味関心があること、やっていて楽しいこと
「自分の得意なこと」・・・自然にできること、当たり前にできること
この3要素が重なっている部分が、やりたい仕事になります。
つまりは転職するべき仕事になります。
やりたい仕事の見つけ方は以下の記事をご覧ください
このどれかの要素が欠けている場合は、今の仕事が辛く、転職を考えている状況だといえます。
次章ではよくある悩みを挙げて具体的に考えていきましょう。
転職における悩みの解決方法
まずはあなたの転職における悩みを整理してみましょう。
※以下の悩みから自分の当てはまるところを読んでください。
主な悩みは以下の通りです。
・職場の人間関係で悩んでいる
・挑戦してみたい分野を任せてもらえない
・自分の能力がどこまで通用するのか知りたい
・社風や方針が合わない
・いまの仕事へ対するモチベーションが下がっている
・待遇の良いところで働きたい
これらの悩みは外部環境と内部環境(自分の特性)が要因となっています。
それぞれにおいてアプローチ方法が異なります。
外部環境と内部環境にそれぞれ分類してみましょう。
外部環境によるもの
・挑戦してみたい分野を任せてもらえない
悩み:職場の人間関係で悩んでいる
解決方法:
①人間関係を無視した上で今の仕事を続けたいかを考える
②人間関係を無視しても仕事自体が好きなら、上司に相談
②’人間関係を無視しても仕事が辞めたいなら転職を行う
この要因だけで即転職するのは早計だといえます。
まずは「今の人間関係が変われば今の仕事を続けたいかどうか」
自分に問いかけてみてください。
ここで重要なことは仕事と人間関係を切って分けることです。
というのも人間関係が原因で今の仕事が嫌だと感じている可能性があります。
ここを明確にすることで、次のアプローチ方法が変わってきます。
仕事自体が自分にマッチしているものではないからです。
人間関係が合わないかつ仕事内容も合っていないなら転職するべきです。
仕事自体が自分にマッチしているものではないからです。
人間関係が合わないが仕事内容は合っているなら転職しない方がいいです。
まずは自分の上司に人間関係で困っていることを相談しましょう。
嫌な人から遠ざけてくれる処置をとってくれるはずです。
それでも現状が変わらないのであれば転職を考えましょう。
悩み:挑戦したい分野をまかせてもらえない
解決方法:
①自分のスキルの棚卸しをする
②自分のスキルなら、挑戦したい分野で貢献できると上司を説得する
③説得できなかったのなら転職を考える
まずは自分のスキルや経験の棚卸しをしてみましょう。
上司から見るとまだ挑戦したい分野を任せることが難しいと思われているかもしれません。
棚卸し後は「自分にはこの分野の〇〇の部分が活かせる」ということを上司に伝えてみましょう。
あなたの「熱意」と「できること」をアピールすることができれば挑戦したい分野につける
可能性が高くなります。
※転職を考えるのはこの後の方がいいと言えます。
というのも転職先企業では、部署の空きに応じて募集をかけるので、必ずしも自分のやりたいことができる部署が空いているか分からないからです。
いずれにしても、自分に何ができて、どんなところに貢献できるかを伝える必要があるので、
スキルの棚卸しは行いましょう。
内部環境によるもの
・自分の能力がどこまで通用するのか知りたい⇨得意なこと
・社風や方針が合わない⇨価値観
・いまの仕事へ対するモチベーションが下がっている⇨好きなこと
・待遇の良いところで働きたい⇨価値観
これらの悩みは3つの要素が満たされていない場合に起こる悩みです。
結論として内部環境による悩みの場合は即転職を考えた方がいいです。
なぜなら、自分の特性とマッチしていない場合、会社側に自分の特性を合わせてしまう可能性があるからです。
自分の特性を変えるのは、簡単ではないですし、現実的ではありません。
自分の特性を変えるよりも、自分の特性にマッチする企業を選んだ方が合理的です。
それではそれぞれの悩みに関してのアプローチ方法を見ていきましょう。
価値観が満たされていない場合の解決法
つまり人生において大切にしている部分になります。
悩み:「社風や方針が合わない」「待遇の良いところで働きたい」
解決方法:
①人生における判断基準を明確にする
②その基準を軸に企業を選ぶ
この価値観が満たされていないと疲弊して仕事をすることになります。
社風や方針が合わない
僕を例にして考えていきましょう。
僕は日々新しいことを学び、どんどん成長したいという価値観を大事にしていました。
一方、前職の職場では、仕事の押し付け合いがあり、成長意欲がない人が多い職場でした。
そのような社風に合わず次第に辛くなってしまい退職しました。
待遇のいいところで働きたい
残業をすることが当たり前という価値観の職場だと家族の時間を大切にしたい人にとっては辛いですよね。
自分の価値観と会社の価値観がマッチしていない人が多いのが現実です。
この2つの悩みを解決するためには、自分の人生における判断基準を明確にしましょう。
「スキルを身に付けたいのか」「プライベートの時間が欲しいのか」
この基準によって、どのような社風なら自分に合っているのか、自分がどんな待遇を求めているのかが明確になります。
条件にフィルターがかかるので企業選びも簡単にできるようになります。
得意なことが満たされていない場合の解決法
悩み:「転職がうまくいくのか自信がない」
解決方法:
①長所と短所は表裏一体だと認識する
②自分の長所と短所を明確にする
解決方法:
①自分の長所を明確にする
②その長所をもとに自分なら何ができそうかを言語化する
③自分の長所を活かして貢献できそうな転職先を探す
④転職先企業で言語化したことを適切に伝える
転職がうまくいくのか自信がない
自信がないということは「得意なこと」がないと思い込んでいるという人が多いです。
長所の方に目がいきますが、同じくらい短所も重要です。
なぜなら、短所は長所になりうるからです。
とても神経質⇨気配りができる
諦めが悪い⇨忍耐力がある
自分勝手⇨リーダーシップがある
これらのように見方を変えれば長所になります。
自信をつける方法は2種類あります。
①自分でできたことを認識すること
②できることが増えて自分が好きになること
まずは、自分の短所が長所になるということを認めることです。
そして、その長所を認識するために、その長所を活かした行動を取る。
その結果、自分の中での成功体験が生まれて自分が好きになる
それが自信になっていくというメカニズムです。
自分の長所を認識していれば、自信がつきます。
そして転職を行う際も、万全な状態で臨めるはずです。
自分の能力がどこまで通用するのか知りたい
まずは、自分のスキルを明確にし、自分がどの部分に貢献できるかを言語化する必要があります。
言語化することで、自分の中でのイメージが湧くので、面接官に自分の能力について的確に伝えることができるようになります。
自分の能力が相手に適切に伝わったのなら、能力が活かせる仕事につくことができるはずです。
好きなことが満たされていない場合の解決法
悩み:いまの仕事へ対するモチベーションが下がっている
解決方法:
①現在の仕事に対しての視点を変えてみる
②興味・関心のあることを明確にする
③自分が興味を持てる転職先を探す
仕事に対するモチベーションが下がる要因は様々ですが、仕事に対してやりがいを感じることができればモチベーションは確実に上がります。
仕事とは本来やりがいを感じるものです。
なぜなら、社会貢献をおこなって、人や社会のために役立つ行為だからです。
人間は他人の役に立つことを行うと幸福度が増加するという科学的な研究結果があります。
やりがいを感じていない理由としては、自分の仕事がどのように社会に役立っているかが見えていないことが挙げられます。
「自分は会社全体の中でどこに貢献しているのか」
上記の視点で仕事を捉えられれば、仕事に対してやりがいを感じることができるようになります。
そのため、仕事に対するモチベーションが湧いてくるはずです。
視点を変えても、モチベーションが湧かない場合は自分の興味が持てない仕事に従事している可能性があるので転職を考えましょう。
その際に、自分の興味関心がある分野を明確にしましょう。
そうすることで、自分のモチベーションが続く仕事を
探すことができます。
まとめ
今回の記事では転職における悩みを「外部環境」と「内部環境」に分けて解決方法を解説しました。
外部環境による要因に関してはいきなり転職を判断するのではなく、その環境が変わる可能性があるのかを考えましょう。
転職を考えるのはその後でも遅くないはずです。
焦って転職をしてしまっては、また同じ理由で転職してしまいます。
職を転々とするジョブホッパーになってしまう可能性もあります。
内部環境による要因に関しては、
自分の特性に合っていない場合が多いので転職を考えましょう。
その際には、自分の特性を明確にする必要があります。
明確にすることで、自分の特性にマッチした仕事に従事することができるようになります。
その結果、転職活動もうまくいくはずです。
この記事を読んで転職における悩みが解決できたのなら幸いです。
また次の記事で会いましょう。