こんにちは、ボビーです。
今回の記事ではアファメーションで人生を変えていく方法について紹介します。
・アファメーションの5つの作成ポイント
・思い込みで人生が変わる理由
アファメーションは世界のアスリートや起業家、セレブなどが実践していることでも知られています。
実践することで、理想を叶え自分の人生を幸せに導いてくれるものと考えられています。
「いい出会いが欲しい」
「人間関係をより良くしたい」
「仕事で結果をつくれる実力をつけたい」
「魅力的な人間になりたい」
「自分の価値を高めたい」
上記の悩みを持っていませんか?
アファメーションを適切に活用すれば、自分のなりたい姿を実現するための力になってくれます。
では本文にいきましょう。
アファメーションとは?
アファメーションとは現在の自分は既に理想の状態であると思い込み、それを宣言することで、潜在意識に働きかけるという手法のことです。
つまり、理想の自分になるために、言葉による思い込みをつくることをいいます。
理想の自分にふさわしい言葉を作り、その言葉を言ったり、見たり、聞いたりして思い込みを作っていくというものです。
この思い込みを作って、理想の未来を実現させるというのがアプローチ方法になります。
脳の特性として、矛盾や違和感(認知的不協和)を感じると、それらを排除しようとします。
アファメーションを行うことでこの違和感をあえて作り出すのです。
理想の自分を思い描くと、現実に違和感を覚えた脳が、「新しい安全状態」を現実に作り出そうとします。
そして、自動的に現実を変える行動を指示します。
これが、アファメーションで未来が変わる理由になります。
脳の特性を利用して、無理なく理想の未来が手に入るのです。
思い込みが人生を変える理由とは?
アファメーションを行うことで、以下の3つの効果が働きます。
・プラシーボ効果
・ピグマリオン効果
RASの効果(必要な情報を収集できる)
脳の機能にRASという部分があります。
RASとはReticular Activating Systemの略で、日本語では網様体賦活系(もうようたいふかつけい)と訳されます。
「自分にとって必要な情報だけを脳にインプットするフィルター」のような役目をしています。
「身の回りの赤色のものを15秒間数えてください」と言われたとします。
あなたは赤色のものを探して数えます。
「15秒後に先ほど赤色を探した時に、黄色のものはいくつありましたか?」と問われたとします。
あなたは答えられないでしょう。
これがRASの機能となります。
脳が黄色よりも赤色の情報を優先させたので、赤色の情報のみしか認識できないのです。
この機能をアファメーションで活用するのです。
・自分の理想の未来の情報の優先順位をあげることができる
・未来につながるヒラメキやアイデアが自然と生まれてくる
・アンテナ感度が高まりチャンスを掴み取りやすくなる
プラシーボ効果(自分のパフォーマンスに影響を与える)
プラセボ効果とはプラシーボ効果の別称で、有効成分が含まれていない薬剤によって、症状の改善が見られる効果のことです。 偽薬効果ともいわれます。
つまり、「これは効く」「私にも効く」「病状は回復する」といった思い込みができれば、
実際に回復するというものです。
1996年にレベッカ・フェルカーが発表した研究によれば、「自分は心臓病にかかりやすい」と信じている女性の死亡率は、そう信じていない女性の4倍にのぼったという実験結果もあります。
それほど思い込みの力は強力だということがわかります。
・言葉から思い込みを作ること自分の行動が好転する
・自動的に目標達成への行動につながる
・健全な思い込みをつくることで、なりたい自分になれる
ピグマリオン効果(他者への関わりに影響を与えることができる)
ピグマリオン効果とは、他者からの期待を受けることで学習成績が向上したり、仕事での成果が上がったりする心理効果のことです。
テスト内容
・2つのクラスで知能テストを実施
・Aクラス:「優秀な子供たち」と思い込ませる
・Bクラス:「成績が悪い子供たち」と思い込ませる
結果
Aクラスの成績が向上した
→「人間は相手の期待に無意識に答えようとする結果、パフォーマンスの向上が見られる」ということが確認された
つまり他者に対する健全な思い込みを持つことで、その人の可能性を発揮させることができるのです。
・仕事の部下やチームメンバーの育成に効果あり
・子どもたちへの教育にも効果あり
・恋人やパートナーとの関係改善に効果あり
これらの科学的根拠からアファメーションは理想の未来を作るために役立てることができます。
このアファメーションは「引き寄せ」と言われるような向こう側から目標が近づいてくる感覚と言われたりもします。
次章では、アファメーションの具体的な行い方を見ていきます。
アファメーションの行い方
①現実的な目標を宣言する
②肯定的な言葉で宣言する
③現在完了形の言葉で宣言する
④臨場感を伴うイメージを作る
⑤毎日30秒間行う
①現実的な目標を宣言する
前述しましたが思い込みが未来を作ります。
現実的でない目標を設定してしまうと、「自分にはできない」と心の中で思い込んでしまいます。
そのため現実的な目標を設定する必要があります。
感覚的には50%の確率で達成できる難易度が一番適しています。
この難易度で設定することで、内側から変化の意欲が湧き起こっていきます。
ぼくも行っていますが、「必ずできる」という意欲がふつふつと湧き上がるのを感じることができます。
②肯定的な言葉で宣言する
人間の脳は否定的な言葉を認識することができません。
「犬をイメージしないでください」と言われたとします。
まず犬をイメージしてしまうと思います。
つまり、その対象をイメージしないと、イメージを否定することができないのです。
なので必ず肯定的な言葉で宣言してください。
「〜しない」→「〜している」
「〜ならない」→「〜になっている」
③現在完了形の言葉で宣言する
「脳は現実とイメージの区別がつきません」
つまりイメージを「もう実現している」という前提にすることで、現実だと思い込みます。
また、「幸せになる」という宣言をすると、脳は「現在は幸せになっていない」という結果になる。
「幸せになれないのか」といった思い込みに強化されてしまいます。
そのため、「私は〜である」という達成している文言で宣言を行いましょう。
④臨場感を伴うイメージを作る
実際に達成している場面を鮮明にイメージしてください。
・目の前に広がるのはどんな景色か?
・誰といるのか?
・何を話しているのか?
・どんな気持ちなのか?
・どんな表情をしているのか?
※想像できることをできるだけイメージしてください
臨場感をイメージすることで、「現実を変えたい」という感情を作り出すことができます。
鮮明にイメージすればするほど、脳は現実とイメージの区別がつかなくなります。
実現したい欲求を生み出す→行動が変わる→人生が変わる
このプロセスが起こり、理想の未来を手に入れることができるのです。
⑤毎日30秒間アファメーションを繰り返す
一番重要なことは毎日繰り返すことです。
脳は「何度も送られてくる情報」を重要なものだと判断します。
何度もアファメーションを行い、必要な情報だと思い込ませることができれば、少しづつ人生は変わっていきます。
既存の習慣に付け加えてアファメーション行うことがおすすめです。
・ご飯を食べた後に行う
・家から出るタイミングで行う
既存の習慣に付け加えることで、自動的にアファメーションを行うことができるようになります。
やらない日があれば、違和感が生じて、やらないと気が済まない状態をつくりだすことができます。
僕も経験積みで、苦労なくできるので、ぜひ試してください。
まとめ
今回は「思い込みの影響力」「アファメーションの行い方」を解説しました。
思い込みはとても強力であり、適切に用いれば、人生を変える手段となります。
そのアプローチこそが「アファメーション」です。
アファメーションを行うと、ポジティブ感情が生まれ、「自分の人生を切り開いてやる」という意欲が内側から溢れ出てくることを感じることができます。
脳の特性を利用することができれば、苦労なく自分の人生を変えることができます。
それを知っているか知らないかの違いです。
このやり方を知ったあなたは、人生を変えるきっかけを持つことができたのです。
自分のアファメーションを行って、理想の未来を実現させてください。
記事をご覧くださりありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう。